【結婚式の基礎知識】神前式の流れ

TEXT by marrico_editor

2018.11.01

結婚準備

神前式の人気が再燃!

受け継がれてきた歴史と、人々の厚い信仰によってもたらされる、厳かな雰囲気。鳥居をくぐって拝殿へと進み、格式ある儀式にのっとって神様の御前で結婚の契りを結ぶ。そんな日本らしい挙式スタイル「神前式」に憧れる人も多いはず!ここでは、神前式の流れをご紹介します。

 

神前式の流れと意味

日本人にとって、神様を祀っている神社は特別でありながら身近な存在。お祭りや初詣で、受験、縁結び、安産祈願…。大事なことは神社に出向き、神様にお願いしています。結婚もその1つ。神様の前で結婚を誓い、末永い幸せを神様にお願いしているのです。

 

一、参進の儀(さんしんのぎ)

神職と巫女に導かれ、新郎新婦を先頭に両親や親族などの参列者が、列をなして神殿へと進む儀式。新郎新婦と参列者(神社によっては参列者代表)は手水を行い神殿へ入場します。神殿に向かって右が新郎側、左が新婦側となります。

意味/神様の祀られている神殿は神聖なところ。整然と入場することで神様への敬意を払う。厳かな雰囲気が漂う境内を進むことで心が洗われるとともに、程よい緊張感が生まれる。親族一同で列をなすことで絆やつながりも感じられる。

神社から向かって、神主、巫女、本人、親族、友人の順に並びます。これは本人を現在とし、神主、巫女側を未来、親族、友人を過去とした並びになります。
参進の儀は二人の人生を表しているともいえる素晴らしい儀式です。神殿は二人の「未来」の安泰をお願いする場所、今夫婦となる二人が「現在」、二人のこれまでを支えてきた親族が「過去」。二人がさす朱傘にも意味があり、朱色は魔除けや神聖さを表し、傘の下の二人を災いから守っています。

 

二、修祓の儀(しゅばつのぎ)

神職と巫女に導かれ、新郎新婦を先頭に両親や親族などの参列者が、列をなして神殿へと進む儀式。新郎新婦と参列者(神社によっては参列者代表)は手水を行い神殿へ入場します。神殿に向かって右が新郎側、左が新婦側となります。

 

三、祝詞奏上(のりとそうじょう)

一同起立し、頭を下げてかしこまります。斎主が二人の結婚の報告と二人の加護をお願いする祝詞を奉ります。

意味/祝詞とは神前に奏上する詞(ことば)。そして神職は神様と人を取り持つ役目で、結婚式では二人の気持ちや願いを神様に伝えてくれる。

 

四、三献の儀(さんこんのぎ)

「三三九度」のこと。巫女から小盃に御神酒が注がれ、新郎新婦がそれぞれ飲み干し、次は中盃、そして大盃の順に行います。飲む順番は事前に教えてもらえるのでご心配なく。

意味/御神酒は神様の力が加わったお酒。御神酒を飲むことは神様のお力をいただくことで、二人で御神酒を飲むことで絆も深まる。小盃で先祖に感謝し、中盃で二人で力を合わせて生きる誓いを立て、大盃で一家の安泰と子孫繁栄の願いをこめるという説も。

 

五、誓詞奏上(せいしそうじょう)

夫婦となった二人が永遠の愛を誓います。新郎新婦が神前に進み、誓いの言葉を読み上げます。二人一緒に読み上げたり、新郎が読み上げ最後に新婦が名前だけ読み上げたり、神社によって異なります。

意味/祝詞とは神前に奏上する詞(ことば)。そして神職は神様と人を取り持つ役目で、結婚式では二人の気持ちや願いを神様に伝えてくれる。

 

六、玉串奉奠(たまぐしほうてん)

新郎新婦が神前に進み、「これから二人をお守りください」という祈願を込めて神様に玉串を捧げます。玉串は榊(さかき)の枝で神道には欠かせないもの。玉串をお供えした後は、二礼拍手一礼をします。続いて媒酌人、両家代表。玉串奉奠の作法は事前に教えてもらえます。

意味/神様が宿りやすい玉串に願いを込めることで、その願いが神様に伝わりやすいとされる。誓詞奏上で決意を表し、玉串奉奠で神様にお願いするという流れ。

 

七、親族固めの盃(しんぞくかためのさかずき)

両家が親族となることを表す誓いの杯を交わすこと。参列した親族の前に置かれた杯に、巫女が「御神酒」を注ぎ、祭主の合図で、全員で起立して、三口で飲み干します。

 

八、斎主挨拶(さいしゅあいさつ)

挙式を司った神職から、無事に儀式を終えた報告と二人へのお祝いの言葉がおくられます。

 

九、退場の際は、巫女や介添えが先導してくれる。

退場の際は、巫女や介添えが先導してくれます。

 

~挙式後のセレモニー

多くの神社では、挙式後はフラワーシャワーや折り鶴シャワー、ライスシャワーを受けることができます。神殿前での集合写真も、神前式だからこそ叶うロケーション。

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